櫻井「恐ろしい放射能被害の実態が初めて明らかになったことを昨日お伝えいたしました。取材したフォトジャーナリストの広河隆一さんに今夜もおいでいただきました。こんばんは広河さん。今夜は?」
広河「実際にあの、住民の体に何が怒っているのかを、じかにみて撮影してきました。」
広河「特に子供たちがどういう目にあっているのか、それを見て下さい。」
※VTRはじめ
事故から7年が過ぎました。昔のこととして忘れてしまうのに十分長い年月です。
しかし、事故後、何年もたってからほんとうに恐ろしいことが始まりました。
事故から1週間の間に13万5千人の住民が球に危険を告げられて慌てて家を離れました。
まさかその後ずっと家に帰れないとは考えてもいませんでした。
※ピピピピという音
放射能は現在、表土から20センチのところに溜まり、
ゆっくりと地中に降りています。
被災者の数の推計、原発関係者と消防士、1千人。
事故処理の作業員60万人。汚染地の住民550万人。
当局の発表、死者、30人。
地中20センチにたまった放射能は植物の根に吸い上げられ、
人間や動物の体に蓄積されていきます。
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