実は、この首の痛み、首が原因ではなかったんです。
このような痛みで苦しんでいる方は、まずコチラから
⇒痛みが腕全体に起きたら
症状
40代 男性半年前に首が痛み動かなくなる。
その後、整形外科や整骨院を渡り歩くも、首だけでなく肩から左腕にかけても痛みが出るようになる。
今では、何もやっていなくても常に腕の痛みがあるとのこと。
診断
まず、うつ伏せになってもらい、身体全体のチェックを行っていくと、首や肩よりも腰の少し上の固さが気になる。ここは、胃のツボに当たるところ。
念のため、脈を診ると、肝臓と胃に反応が出ている。
脈診を詳しく知りたい方はコチラ
アスパルテーム躁うつ病
さらに、足にある胃の診断ポイントをチェックしてみると、明らかに胃の問題がある。
そこで、「食べ過ぎることや飲みすぎることってありますか?」と聞くと、「えっ!ああ、あるよ。」との答え。
これで、ほぼ原因は確定。
原因
「この首や腕の痛みは、食べ過ぎ飲み過ぎの影響みたいですね!」と私。患者さんが反論する間も置かず、
「暴飲暴食で胃を荒らしてしまうと、まず、ここからこのように筋肉の緊張か現れ、こんな感じの痛みが出ます。すると、この筋肉の下にここからここにつながっている筋肉が圧迫され、首の動きに制限が現れるんです。さらに、ひどくなると、この筋肉の下に通っている神経や血管 を圧迫することで、背中や腕にしびれや痛み、さらにひどくなると栄養失調が起こり、筋肉がやせ細ることもあるんです。」
と、首や肩を触ったり押したりしながら説明を行った。
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この説明で、かなり納得するところがあったようだ。
鍼治療
そして、治療内容の方は、肩や首を触って、その固さをほぐすポイントとなり、なおかつ胃や肝臓に関連のあるツボに反応がある場所を探し、鍼を刺していく。すると、一本鍼を刺すごとに、ことごとく肩や首の緊張感が抜けていく。
このような鍼治療を、うつ伏せと横向きで行い、立ち上がってもらう。
首や肩には、ほとんど刺激を入れない状態で、「首や肩、腕などの痛みに変化はありますか?」と聞くと、「楽!軽くなった。」と、不思議そうに首や腕を動かしたり、触ったりしていた。
このブログを初めて読んだり、当院へ来院したことのない人には、この内容に首� ��かしげてしまうことだろう。
しかし、実際、このような症状や原因の人がたくさん来院している。
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しかも、そのほとんどが、何年も前からの症状であり、あらゆる治療を受けてきたにもかかわらず、治らなかったという人に多く現れているのも共通している。
今回の症状からは、頸椎椎間板ヘルニアや頚肩腕症候群の疑いで診ていくのが一般的だろう。
ヘルニアなどの首の痛みを詳しく知りたい方はコチラ
ところが、今回も半年前からの症状である。
病院や接骨院へ行って、診断を受けているにもかかわらず、治してもらえていない。
ということは、始めから、そのような診断名を鵜呑みにすることはできないのだ。
東洋医学ならではの、全体治療。
痛むところだけでなく、身体全体のバランスを診ていくことで、意外なところに原因が隠れていることが多い。
本当に人間の身体は不思議であり、面白い!!
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